I さんのボランティア活動レポ 50 コメント2011年5月29日 ![]() ![]() ![]() 今日はボランティア最後の日でした。小雨が降り屋外での作業は中止ということで、早めの募集に応じました。かつて避難所、その後思い出の遺留品置き場になっている学校へ行き、明日の慰霊祭の準備でした。遺留品にはいろいろな品があり、亡くなったと思われる方たちの生活がしのばれるものばかりでした。トイレ掃除も担当したのですが、避難所時代は水が出ていなかったとか、いやはや大変でした。 5日間、被災のボランティアををしながら、沢山のことを見聞きしてきました。結構重労働で、体はカチカチに固まって筋肉痛で大変ですが、でもここに来たことで、九州にいては分かりえなかった被災者の悲惨を、少しは感じることができた気がします。特に原発に関しては、みんな心の奥で不安とあきらめと怒りを抱えていました。「本当のことが知りたい。」「生活を返してほしい。」実感だと思いました。 6月17日に、一区主催で、このいわき市でボランティア活動の報告会をココロンセンターで開いてくれることになっています。写真も沢山撮ってきました。話も沢山聞いてきました。是非来て下さい。出来るだけ多くの方に知ってほしいと思います。 Iさんのボランティア活動レポ 30 コメント2011年5月27日 ![]() ![]() ![]() ![]() 3日目の今日は、ボランティア活動は中休みして、被災地を見て回りました。久の原地区は、ひどい状況で、ここも昨日同様、まるで昨日今日被災したばかりの様子が、あちこちにありました。海の近くで通りかかった人と話しました。「自分は海にいた。本当に必死だった」と、リアルに当時の状況を話してくれ、放射能に関して、周りのものに「マスクをしてくれ」といつも言われるが、この年ではねえ」と笑っていた。自分は定年後釣り三昧の生活をしようと思って、ここの家を建てたのに、魚がなあ…。どうしようかなあ」と不安げでした。原発で働いている人の休憩所となっているJビレッジまで行きました。そこから先は車でも通行禁止=20キロ圏内なのです。駐車場には100台近くの車があり、働いていると思われる人たちが歩いていいました。緊張感が走りました。そこに行きつくまでの町は、被災地の様子とは違いますが、人をまったく見かけず、まったくゴーストタウンのようでした。原発は近くに住む住人のことなど、はなから気にせず作っているんだと、心底感じました。
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